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初音ミクをパワーポイントで描く!
同じゲームを1000時間プレイする。
初音ミク…
世界中を探し回っても、ここまで洗練されたキャラクターを見つけることはできないでしょう。
全てにおいて洗練されたキャラクターであるからこそ、私のようなド素人が初音ミクを上手く描こうとしても、簡単に描くことはできないのです。
私が最初に描いた絵は、そんな初音ミクでした。
もちろん上手くは描けず、その後も4度に渡り挑戦しましたが、満足のいく絵は描けませんでした。
そこから、私の修行は始まりました。
ほとんどのテレビゲームなら、100時間もプレイすれば、大体やり込むことができるでしょう。
私は、『パワーポイントで絵を描く』というゲームを、数十冊の攻略本を読みながら、今日まで1000時間以上プレイしてきました。
1000時間も同じことをしていれば、最初よりも上手くなるのは当たり前です。
『1000時間、パソコンの前でカチカチした結果』がこちらです↓
屠龍の術
中国には『屠龍(トリュウ)の術』という寓話があります。
『ある人が龍を屠(ホフ)る術というのを学んだ。
千金の授業料を払い、3年もかかってその術は完璧なものになった。
ところが、龍というものがどこにもいないので、この術は使い道がなかった。』
「役に立たない技術は、どれだけ完璧に磨き上げられたとしても、やっぱり何の役にも立たない」というわけです。
この国に住む多くの人は道楽を嫌います。
『屠龍の術』に類した研究は、カネと時間を持て余した変人に任せておいて、カネになりそうなものがあれば、カネを出してその技術を買い、手を加えて製品化する…これが日本流のやり方です。
一方、アメリカは違います。
アメリカは、『道楽好きの変人が結集し、うまくカネを集め、道楽の成果を広めていけば、それがビジネスにもつながる』と考えたのです。
そして、たくさんの『屠龍の術』を研究したアメリカは、今や世界一の経済大国となりました。
『合成音声』という技術は昔から存在していましたが、その技術を発展させようとは誰も思いませんでした。
理由は、『役に立たない』と思われていたからです。
ドラムやギターを家で練習すると近所迷惑になる…この問題を解決するため、『楽器の音色を奏でることができるソフトウェア』の開発が始まりました。
いろんな楽器の音を表現していく過程で、
「ボーカルもあればいいよね?」
そこに"おまけ"でキャラクターをくっつけた…
こうして誕生した初音ミクは今、世界に新しい文化をつくり、多くの人に必要とされる存在になったのです。
自動車、インターネット、レーザー…
世界を変えたこれらの発明も、最初は「何の役にも立たない」と思われていたのです。
『無駄なもの』なんて、本当は存在しないのかもしれませんね。
"ブルーグリーン"じゃない初音ミク
『パワーポイントで絵を描く』という屠龍の術は、私のオタク的好奇心を満たすのに一役買ってくれています。
オタク的好奇心とは…
『キャラクターの髪色を変えると、印象はどう変わるのか?』
です。
『初音ミクカラー』として定着している『ブルーグリーン』
これを別の色に変えるとどうなるのでしょうか?
初音ミクさんには申し訳ないですが…
髪の毛を染めさせて頂きますm(_ _)m
まずはレッド。
かっこいいですね☆
ホワイトで雪ミクに!
これもありですね♪
最後は王道の黒髪で☆
ダークな感じも良いですね(^^)
結論としては、髪色を変えると初音ミクっぽさは薄れますが、『どの色でもカワイイ』ということが言えるでしょう。
パワーポイントの強み
パワーポイントで絵を描く最大のメリットは、
『線を引くのが下手くそでも関係ない』ということです。
線をキレイに引けるかどうかが、絵のクオリティを左右すると言われています。
私は不器用なので、これができませんでした。
パワーポイントで絵を描くという発想が、この問題を解決してくれたのです。
パワーポイントの『曲線』さえ使うことができれば、パワポアートはさほど難しいものではありません。
「絵を描いてみたいけど画力はない…」
ひょっとしたら、パワーポイントなら上手く描けるかもしれませんよ!
因みに、私は線の幅は0.5Pt、線の色は背景色を少し濃くした色をチョイスしています。(この方が自然な感じに仕上がります。)
最後に、今回の絵を『グループ化解除』した画像を載せておきます。
全身を描く場合は、『枠外』に描いていくので、ちょっとした細工が必要になります。
まさに『屠龍の術』ですね。
以上です。
オタクバンザイ!中二病バンザイ!!
基本的に当ブログでは、『投資で勝つ方法』を探究し、わかったことを記事にまとめています。