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今後10年でお金持ちになるための4つの原則
巨大テック企業が創り変えた新世界
今回のテーマは『今後10年で、お金持ちになるために必要な4つの原則』ということでお話しさせて頂きます。
これまで『私たちが生きてきた世界』では、無理にリスクを取って起業なんかしなくても、大企業に就職して、収入のある程度を積み立て投資していけば、人生で1億円の資産を築くことは比較的容易に達成することができました。
多くの人が中流階級として働けたこれまでの世界では、多くの人に億万長者になる権利が与えられていたのです。
しかし昨今、巨大テック企業(AmazonとかGoogleとか…)の出現により、この状況は一変しつつあります。
彼らは私たちに、"便利"で"楽しい"ものを、しかもほぼ"無料"で提供してくれます。
Google(←当サイトが検索結果の2ページ目以降に飛ばされると辛いので、以後の呼称を『ズーグル』とします。)について考えてみます。
当記事の最初と最後には、ズーグルのアドセンス広告(以後の呼称を『ズーグルAD』とします。)が張ってあります。
ズーグルADを見たり、間違ってクリックしたりすると、広告元の企業から私に微々たる報酬が入るのですが、そのうちの32%はズーグルに支払われることになっています。
これまでも、私たちの暮らしを豊かにしてくれる企業はたくさんありました。
また、それら起業は私たちの生活を豊かにすると同時に、多くの雇用も生んでくれていたのです。
たとえば、日本を代表するトヨタ自動車は4兆円の純利益を得ていますが、同時に38万人を雇用し、社員たちの生活を支えています。
しかしズーグルの場合はトヨタの倍以上(純利益10兆円)を稼いでいるのに、従業員はトヨタの半分以下(18万人)しか雇用していないのです!
しかも、これら巨大テック企業は、稼いだお金を機械に投資し、従業員のさらなる圧縮を続けています。
また、世界中の投資家から供給される無限の資本を武器に、破格のサービスを提供しては、規模拡大に邪魔な企業を廃業へと追い込んでいるのです。
そうやって稼いだお金が最終的にどこに流れていくのかというと…もちろん"投資家"へと還元されているわけですね。
このような仕組みが完成したことで今後、中流階級を生み出していた大企業の大量倒産が起こると危惧されており、恐らく、それはもう防ぎようがないのだと思います。
こういった事実から現代社会は最も容易に"ビリオネア"(資産10億ドル)になれる一方、"ミリオネア"(資産100万ドル)になるのが最も困難な時代と言われています。
8000万人の権力者と、
79億2000万人の奴隷…
そんな二極化された世界が、これから現実のものになると考えられているのです。
奴隷になるなんてイヤだ!…そうですよね!?
大丈夫です、まだ希望はあります!
ニューヨーク大学スターン大学院教授であり実業家でもあるスコット・ギャロウェイ氏は、著書『GAFA 四騎士が創り変えた世界』の中で、このような時代でも成功できる4原則について述べているので紹介します。
心して刮目せよ!(`・ω・´)
お金持ちになるための4原則
原則①:良い遺伝子を親から受け継いでいること。
人間の頭の良さは、遺伝子が50%、環境が50%の影響を与えると言われています。
「遺伝子が悪くても環境さえよければ、そこそこ頭はよくなりますよ~。」
なんて言われますが…そもそも遺伝子が悪いと、どれだけ環境に恵まれていたとしても、IQの向上はある程度で頭打ちとなってしまいます。
かなり運の要素が必要ということですが…とりあえずクリアという方は次に進みましょう。
原則②:大都市に暮らしていること。
最近はネットに繋がっている環境であれば、どこででも仕事ができる時代になりましたが、高収入を狙うのであれば、大都市に住んでいた方が有利です。
今、田舎に住んでいる方は、就職先は東京で探しましょうね。
原則③:上位20%の大学を卒業すること。
うぅ…💧
耳が痛い話なのですが…今後も学歴は超重要です!
しかし、中流階級が空洞化するこれからの社会では、上位20%以下の大学を卒業しても、これまでのような恩恵は得られない可能性が高いです…
決死の覚悟で勉強しましょう!
原則④:就職後は週80時間働くこと。
過労死レベルだろ!?( ゚Д゚)
って感じですが…教授によれば、若いうちはこれくらいは問題ないとのこと。
ほんの少しの差が、権力者と奴隷を分けてしまうので、がむしゃらに頑張らなくてはならない…そうです。
ちなみに教授自身は、20~30代の時間と髪の毛を犠牲にして頑張ったと述べております。
どうでしょうか!?
『お金持ちになって人の上に立ちたい』というのは、やはり、かなり大変なことのようですね💧
しかし、運に恵まれた人がこれだけ努力しても、成功は確実ではないそうです。
教授も、それだけ頑張ったものの、成功することはできなかったそうです…。
頑張ったけどダメだった…でも、大金持ちの夢は捨てられない!
そこで、教授がとった手段が『起業』です。
「結局起業かい!💢」って思った方も多いと思います。
でも、読者にとって有難いことに、教授は『起業家に向いている人の3条件』についても語ってくれています。
ここまでの内容で、お金持ちになることに絶望してしまった方…大丈夫です!
起業して一発逆転を狙えば、奴隷から脱出することも不可能ではないのです!
ということで、ここからは『あなたが起業家に向いているか?』がわかる3つの質問について見ていきます。
あなたが起業家に向いているかわかる3つの質問
Q.1:人前で失敗をしても落ち込まずにいられるか?
Q.2:自分を売り込むことが得意か?
Q.3:大企業で働くことが苦手か?
この3つの質問すべての答えが『YES』なら、あなたは起業家に向いている可能性が高いです!
思い切って冒険してみるのもいいですね!
私は『Q.3』だけYESでした!
やばい…奴隷にしかならん💧
私のささやかな願い。
私の友達の友達は某大手コンビニの本社に勤務しているそうなのですが、その人はこんなことを言っていたそうです。
「フランチャイズ経営なんてやるヤツはバカだ。そこで働くヤツはもっとバカだ。だから、まともに相手したらダメだよ。」
私のささやかな願い…それは、
こんな"人の心を持たない権力者たちを、引きずり降ろして、コンビニで働かせてやりたい!"です。
『カカオ豆農家はチョコレートが食べられない』
この話は有名ですね。
権力者や投資家は、自分が一生懸命頑張った結果として、莫大な資産を築くことができたのだと豪語します。
貧しい人間は、頑張りが足りなかったのだと…。
カカオ豆農家の人々は、頑張ってないから貧しいままなのでしょうか?
違いますよね?
ウォーレン・バフェットのように、莫大な資産(約20兆円)を保有する者が存在する一方で、数十億人の人が困窮している現実…
しかも彼は一切働かずして、毎年8000億円(年利4%で計算)もの配当金を受け取ることができるのです。←私の生涯年収の何倍だ?💢
私たちは、底辺で喘いでいる人たちを無視して、権力者や投資家を敬い、崇め、称えます…
異常で、狂っていて、吐き気がします。
今回のチェックで残念な結果になったあなた。
あなたは一人じゃありません!
『世界の99%を占める普通の人』なのです。
私は今回の話を、できるだけ多くの人に話すようにしています。
大体の人が真剣に聞いてくれるのですが、「頭がおかしい」と言われることもたまにあります💦
私のシンプルな提案はこうです。
同僚やライバルと罵り合うのは休憩にして、怒りの矛先を上に向けませんか?
まとめ
◉巨大テック企業は、私たちの生活を便利で快適なものにしてくれるが、代償として多くの企業を廃業させる。
◉巨大テック企業は、多くの人を失業させる一方で、自身は雇用を生み出さない。そうやって稼いだお金は投資家へと還元される。
◉私たちの人生において"自分の力"で成し得たものなど実際のところ何も無い。あらゆる成功はすべて、何一つ例外無く"運"によるものである。
◉金持ちは労働することなく、普通の人の生涯年収以上のカネを1年で得る。
◉金持ちが私たちを見下す一方、私たちは金持ちを羨み崇め賞賛する…『贅沢の反対は下品』ではない『贅沢こそが下品』なのだ。金持ちや権力者を羨望するのはもうやめよう。
当記事は下記資料を参考に作成しています。
・the four GAFA ~四騎士が創り変えた世界~(スコット・ギャロウェイ著)