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短信:FXなんてやらなきゃよかった…。
ステルス値上げ
ファンダメンタリストのミクサは、ドル/円ショートのポジションを閉じ、完全に撤退したことを報告している。
日本中の投資家が米国株を買っている…。みんなが毎月一定額の米国株を積み立てているため、その都度、円が売られ、ドルが買われる…。『米国のインフレ率』『実質実効為替レート』…そんなことを気にする人はいない…。FXなんてやらなきゃよかった!
【ミクサ:ファンダメンタリスト(にわか)】
今回の取引の結果、
ミクサは米ドルを1ドル=129.9円で売り、134.8円で買い戻した。
500pipsもの損切りは、素人でもなかなかやらないことだろう。←普通、その前に撤退するため。
米ドル信者との会話では、いつも、米ドルを買う根拠を「これでもか!」という程聞かせてくれる。
どれも合理性に欠ける内容だが…
一つ印象に残ったのが『日本のステルス値上げ』だ。
日本は消費者物価こそ上がっていないが、容量や質が低下しているという指摘である。
たとえば、某有名菓子メーカーの作る『ポテトチップス』は、
1975年に90g=100円で販売されたが、
2020年は60g=100円で売られるようになった。
過去45年間の容量減少分は1袋30gだ。
逆算するとこれは、年間0.67gの減少であり、毎年、ポテトチップスの容量が同ペースで減少していくと仮定すると…
2109年には容量が0gになると予想されているのだ。
笑えない冗談である。
ミクサのポートフォリオ
ミクサの保有資産は次の通りである。
今月のここまでの取引は、
ドル/円ショートからの撤退。
『三井物産』売却。
『アートスパークHD』買い増し。
『伊藤忠商事』買い増し…だ。
そういえば数週間前、ブリッジウォーター・アソシエイツの人(誰かは忘れた)が、ポートフォリオを次のように組んでいると語っていた。
日本株をロング。
米国株をショート。
日本円をショート。
カナダドルをロング。
…どんだけ的確やねん!Σ(゚Д゚)
現状は難しい相場環境であるため、我々素人はあまり動かないのがよさそうである。
ミクサが注目している投資家のMartha氏も、日本株ショートで苦労したそうだ。
Marthaさん、今の相場はショーターには厳しいですね…。特に『米ドル』と『日本株』では…。
【ミクサ:ファンダメンタリスト(にわか)】
※投資は完全自己責任で行おう!