ミクサの投資戦略part.1


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ミクサの投資戦略part.1

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もしも心配しているなら、心配はいらないのだと信じている。でも、もしも心配していないなら、心配しないといけない。

【レイ・ダリオ(ブリッジウォーター・アソシエイツ)】

 

当ブログ最高管理責任者のミクサは、今後の株式市場の"見通し"について述べている。

 

いいかい?マクロ経済予測を自信満々でしている人に遭遇したら、その人からは距離を置くべきだ。自分の良く知る人の思考や行動さえも、私たちは正確に予測することはできないんだ。世界経済を予測するなんてとんでもない!これから話すのは、私の見通し…信念についてだ。

【ミクサ(当ブログ最高管理責任者)】

 

なにっ!?(;゚Д゚)

どうやら…これまで自信満々にマクロ経済予測をしてきたことを彼はもう忘れているようだ…。

 

ここでは、彼の見通しについてまとめておくことにしよう。

 

まずは為替について、次の格好いいグラフを見てもらいたい。

 

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これは、米国と日本の物価と、それに対する米ドル/円の為替レートをまとめたものである。

 

過去20年間、米国の物価は日本のそれに比べて大きく上昇していることがよくわかる。

その国の物価が上昇するということは、その国の通貨で買える物が少なくなったということだ。

…悪い表現を使うと『通貨価値が下落した』ともいえるだろう。

 

しかし、米ドル/円の為替レートは現在大きく円安に傾いている。

ミクサは、どうもこの現象が腑に落ちていないらしい…。

 

そこで、現在のドル/円レートを、市場が価格付けを"間違えている"と仮定して、今後の株式市場の見通しを立てている。

 

私のメインシナリオは『円高・株安』だ。短期的に大規模なクリーンアップ(市場の浄化作用)が発生する可能性を警戒している。しかし、ひょっとすると…私の考えが根本的に間違っているのかもしれない。だから、『メインシナリオにならないリスク』をヘッジしないといけない。

【ミクサ(にわかファンダメンタリスト)】

 

ここまで、悲観的な見通しばかりを語っているが、『株式』という資産クラスには超長期で強気だとも述べている。

 

では、彼のポートフォリオを見てみよう。

 

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他人に意見やアドバイスを求めてはいけない。単に、ポートフォリオに何があるか(またはないか)を訪ねればいい。

【ナシーム・ニコラス・タレブ(哲学者)】

 

相変わらず解り難いグラフだが…彼はとにかくグラフにこだわる投資家だから、これは我慢するしかないだろう。

 

投資家のポートフォリオほど情報が詰まったものはない。

その人のポートフォリオを見れば、何を信じ、何を避け、楽観的か悲観的かさえもわかってしまうのだ。

 

彼のポートフォリオにはアニメやゲーム関連の株が多い一方、外国株やETF、汎用品を製造している会社といった銘柄は見当たらない。

恐らく避けているのだろう。

 

資産全体に対する現金比率は39.1%と低めであることから、しばらくは株式市場について楽観視しているのかもしれない。

 

ポートフォリオの状況は次の通りである。

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『下がったら買う』『買ったら、見通しが変わるまで鬼ホールド』

これがミクサの唯一無二の投資戦略だ。

 

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個人の予測が的中するのは、たいてい当人の能力というより運のおかげである。実験を何度か繰り返せば、これがはっきりする。実験をするたびに、常に集団的判断よりも正確な判断をする個人はいるが、毎回その顔ぶれは違う。集合知を常に上回れるような能力の持ち主はまずいない。

【フィリップ・E・テトロック(心理学者)】

 

ここまで、ミクサの見通しだけを述べてきたが、彼の見通しだけを参考にするのはいささか不安だろう。

 

そこで、今後の『ミクサの投資戦略』シリーズでは、我々が厳選した優秀な投資家のポートフォリオに関する情報を統合し、一つの指標を作っていきたいと考えている。

 

集団の導き出した結論は、個人の意見よりも正しい答えである可能性が高いという現象を群衆の英知というが、これを投資に役立てたいというわけだ。

 

フォーカスを当てるのはシンプルに『リスク資産:無リスク資産』の比率のみとする。

 

現在我々がチェックしている『ポートフォリオの資産比率を公開している投資家』は、ミクサ自身を入れてもまだ少なく9人だ。

そこまで参考にはならないかもしれないが、彼らの資産配分の平均値は

株式等70.11%:現金等29.89%だ。

 

一応、標準偏差もとっておこう。

 

このデータの1σは19.57%で、

彼らの多くが資産の50.54%~89.68%を株式等のリスク資産に投資しているということになる。

 

現在は中立的な立場で市場を俯瞰しているが、リスクをとることにもやや寛容な姿勢がうかがえる。

 

非常に合理的に見えるのは筆者だけではないだろう。

 

私たちも、この数値の幅に収まるようにリスクをコントロールしておくのが無難そうだ。

 

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※投資の決断は自分で下そう!

 

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