危機に備えることにします!ミクサの投資戦略


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 危機に備えることにします!ミクサの投資戦略

 

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これから長期投資を考えるなら…

コロナショックから数日後、『オマハの賢人』ウォーレン・バフェットは言いました。

 

私たちがバークシャーを経営する上では、文字通り最悪のシナリオ、1つのことがおかしくなるだけでなく、他のことも同時におかしくなるケースを考慮するようにしている。

 

ウォーレン・バフェットが懸念していることはおそらく、現在の経済環境が1929年の世界恐慌時と酷似していることでしょう。

 

当時、米国のフーヴァー大統領は、「外国からの安い輸入品が景気低迷の元凶だ」として、外国から入ってくる農産物などに高額な関税を課す

スムート・ホーリー関税法と呼ばれる法律に著名しました。

 

米国の仕掛けた貿易戦争に対抗し、英国・フランスは反発。

関税を引き上げ、『ブロック経済』と呼ばれる経済圏を構築し対抗したのです。

 

『ブロック経済』は貿易を減少させ、経済を縮小させました。

 

多くの国、多くの銀行が破綻し、ドイツではナチス政権が台頭、第二次世界大戦に突入します。

 

その間、米国の株式市場は実に85%という記録的な大暴落に見舞われたのです。

 

ウォーレン・バフェットは言います。

 

今日が株を買う良い日かどうか私にはわからない。20~30年持ち続けるならうまくいくだろうが、2年でうまくいくかどうかはわからない。 

 

本当に暴落は起こるのか?起こるとしたらそれはいつなのか?

私にはその確率を計算することはできません。

 

私にできることは、保険をかけるか、失うわけにはいかない金額だけポートフォリオを売却しておくかのどちらかです。

 

これを踏まえ、ポートフォリオを再編成。

今後の投資戦略を練っていきます。

 

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私のポートフォリオ

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今月は、今後株式市場が暴落することを想定し、ローリスク資産を拡充させることに専念しました。

 

いくつかリスクが発覚したので、超お気に入り銘柄であった『東映アニメーション』株を売却することに…。

その分、比率はあまり変わっていませんが、『バンダイナムコHD』株を買い増しています。

 

次に購入株価と現在(2020.8.27)の価格です。

 

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今後は、『バンダイナムコHD』・金・銀を中心に投資していきたいと考えています。

 

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ユナイテッドアローズ

少しですが『ユナイテッドアローズ』に投資しました。

理由は『もちろん前澤友作さん』です!

 

8月13日、ZOZO創業者の前澤友作さんが、『ユナイテッドアローズ』と『アダストリア』の大株主になっていたことがわかりました。

 

最初はただ傍観するつもりだったのですが…

調べていると、前澤さんの行ったこの投資はフォーカス投資であることを確信しました。

 

さらにこの投資は、ウォーレン・バフェットがコカ・コーラ株に投資した時の状況とよく似ているのです!(おそらく意図的にやったのでは?と思いますが…)

 

私はファッションには疎いですが…前澤さんはこの業界のことを詳しく知っています。

前澤さんがZOZOを経営していた時、両社は協業関係にあったそうです。

 

つまり、会社のことも、業界のことも知り尽くしている人が、たった2社に絞り込んで大金を投資したのです。

 

わざわざ私が調べる必要も無いでしょう。

 

では、どれだけのリターンが期待できるのか?

純利益が50億円程度に戻ると仮定すると、およそ4倍の株価上昇が見込めます。

 

おもしろいので、私も少しだけ乗っかることにしました。

 

「人真似かよ!」

私は、人真似は決して悪いことではないと思っています。

 

伝説的投資家のウォーレン・バフェットも、最初は人の真似をすることで、財を築いていったのです。

 

ウォーレン・バフェットはこう言っています。

 

ほかの人たちの肩の上に立つことはちっとも悪いことじゃない。

 

ただ、投資がうまくいかなくても、他人を恨んではいけませんよ!

 

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アートスパークHD

『アートスパークHD』が予想よりも早い段階で、市場に評価され始めたようです。

 

この会社に投資する上で私が注目した点は、巨額の『のれん償却費』と債務の返済能力です。

 

おそらく、多くの投資家はROEやROA・純利益率といったものに注目するあまり、債務の返済能力をあまり評価していないのではないでしょうか?

 

たとえば、

年収1000万円で年間500万円の借金を返済している人と、

年収500万円で借金がゼロの人とでは、どちらが経済的に優れているといえるでしょうか?

 

もちろん、借金はないに越したことはありませんが、借金を完済すれば年収1000万円のほうが魅力的ですよね?

 

アートスパークHDはもちろん前者に当たります。

 

この会社のPERは現在約53倍です。

これは高いでしょうか?

いや...まだまだ不快なほど過小評価されています。

(もちろん、株価はまた下がることも十分に考えられますが…。)

 

ただ…私があまり大きく投資できなかった理由が、この会社のもつ『UI/UX事業』です。

 

車載用ソフトウェア開発ということですが…よくわかりません!

投資してから詳しく調べればいいと考えて投資したのですが…

調べても、やっぱりよくわかりませんでした!

 

わからないことがある以上、大きく投資することはできません。

仕方ないですね。

 

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今後の投資戦略

現在の株高はバブル一歩手前ではないか?と考えています。

 

今後は株式への投資は控え、金や銀をメインに慎重な投資をしていこうと思います。

 

以上です。

投資家の皆様の健闘を祈ります!

(`・ω・´)ゞ

※投資は完全自己責任で行って下さい!

 

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まとめ

●現在の経済状況は、1929年の世界恐慌時と酷似している。

●これからは、株価が常に80%以上下落する可能性も考慮し慎重に投資しよう。

●人の肩の上に立つことは決して悪いことではない。

●多くの投資家は、債務の返済能力を過小評価している。『のれん償却費』『減価償却費』に注目してみよう。

●貴金属は投資ではなく保険として保有しよう。不要であることを望むとしても、必要になるかもしれない。そして、大儲けできるかもしれない。

 

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