こんにちは。
慢性的中二病…ミクサです。
今回のテーマは『本当にスゴイ人ってどんな人?』です。
今の時代、ブログ・YouTube・SNSと…
こういったツールを活用することで、私たちは簡単に自分を発信できるようになりました。
いろんな人たちを見てきましたが…
本記事では、私の知る、『本当にスゴイ人はどんな人なのか?』についてお話ししたいと思います。
Contents
本当にスゴイ人ってどんな人?
自分の力で勝ち取った成功は何%?
私の大好きな本のあるページに、こんな質問が書かれています。
『あなたが手に入れた成功のうち、あなたが努力し、働いて手に入れた成功の割合は何パーセントだろうか?』
『安定した仕事に就けている』『いい大学を卒業した』『SNSのフォロワーが1万人いる』『たくさんの貯金がある』『歌が周りの誰よりも上手い』
大なり小なり、誰にでもいくつかは、成功体験はあると思います。
この質問に対する私の答えは「70%程度は自分の力で勝ち取ったもの」でした。
しかし、この本に書かれている答えは、それとはまったく違うものでした。
偉大な投資家のウォーレン・バフェットは、ビル・ゲイツと共に、ある新興国に旅行に行った際、船を引っ張る仕事をしている青年を見てこう言いました。
我々の船を引っ張っていた若者の中に、もう一人のビル・ゲイツが居たかもしれない。ここに生まれたばかりに、一生ああやって船を引っ張る暮らしをするよう運命づけられている。機会が与えられないからだ。私たちが金儲けのチャンスを得られたのは、まったくの幸運だった。
生まれたときから恵まれている平凡な才能しかない人もいれば、どうにもならない環境に生まれてくる天才もいます。
バフェットは、生まれたときに運命づけられるこうした格差のことを
卵巣の宝くじと呼んでいます。
人の運命はまず国によって決まります。
私たちは、運よく日本という先進国に生まれてきました。
そして、次は環境です。
どんな親に育てられ、どのような教育を受け、何に影響を受けたか…
才能はどうでしょうか?
人間の才能の約90%は遺伝で決まると言われています。
私たちは、親の遺伝子を受け継いで、生まれてきます。
親は、さらにその親、またその親は・・・とずーっと続いていきます。
更には時代、
ホモサピエンスが誕生して以降、過去30万年の間に、生まれた全ての人間の中で、今の時代に生きている人類はその内のたった6%と言われています。
私たちが、他の時代に生まれていた可能性は94%もあるのです!
もし、狩猟時代や戦国時代に生まれていたら、私は生き残ることすら、できていないでしょう。
当然ですが、
これらのことを、私たちは自分では決めることはできません。
では、もう一度最初の質問です。
『私たちの成功のうち、自身の努力によって手に入れた成功の割合』
それは0%です。
私たちの成功は、本質的に、自分では何一つ影響を及ぼせないことに基づいて成り立っているのです。
私たちが、人にどや顔で威張れることなどなに一つ存在しないんですね。
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ブログやSNSで滲み出る本性
多くの人は自分をいいように見せようとする。
ウォーレン・バフェットは数十兆円の資産を築いていますが、講演するときはいつも、下ネタやジョークを織り交ぜて語ります。
決して、威張ったり、自分の功績をアピールするようなことはありません。
私は、彼のそんな生き方に惹かれています。
しかし、『謙虚に振舞う』というのはなかなか難しいです。
特に、ブログやSNSで謙虚に振舞うのは至難の業です。
私も、これまで当ブログではいいように見せようと意図的に記事を書いてきました。
私はいつも、ブログ記事を書き終えると、何度か読み返し、少し微笑んでこう思います。
「おぉ!頭のいい人が書いた記事みたいだ!!(´∀`*)ウフフ」
しかし、最近は、あるブロガーさんの記事を読むようになり、私のブログは大きく変わりました。
紹介します。志田恵さんです。
志田恵さんは、自分が知ったスゴイ人や、スゴイ考え方についての記事を書いておられますが、何よりもスゴイのは、『何から得た知識なのか?』『誰から学んだ考え方なのか?』についてを隠す事なく紹介している点です。
私のブログは、本から学んだ知識をもとに記事を作成していますが…『どの本から学んだのか』は、あえて明かさないようにしていました。
理由は単純です。
マジックは、種を明かさないから、私たちは『スゴイ』と思います。
ブログやSNSも同じで、参考にしたものを明かしてしまうと、「なんだ、ただ本を読んだだけか(´-ω-`)」と思われるからです。
何から得た知識かわからなければ、それを読んだ人に「この人スゴイ!」と思わせることができます。
彼女のブログを読んでいて私は、
『格好つけないことの格好良さ』を知りました。
それから私は、ブログの最後に、参考にした本を紹介するようにしました。
本当にスゴイ人
本当にスゴイ人…それは、能力があるにも関わらず、
常に謙虚でいる人です。
勉強や仕事ができるのに、誰に対しても低姿勢で、その人のレベルに合った会話をし、人の話に耳を傾ける人…学校や、職場でも一人はいると思います。
私の周りにも居ますが…
なにやっても、『この人には敵わない』と思います。
本当に優れている人は、常に謙虚であり、常に謙虚な人は朝起きて、開口一番に「よし!今日も謙虚に振舞うぞ!」なんて考えたりしません。
それは私たちが「よし!今日も息するぞ!」と言っているようなものです。
自分の書いたブログを友達に読んでもらうと、友達は「スゴイね!」って言ってくれました。
でも、スゴイのは私ではなく、私に知識を与えてくれた素晴らしい本の方です。
私たちは、歌や演奏を聴くと、歌い手や、演奏者、または指揮者に注目してしまいがちですが、本当にスゴイのは、『歌詞を作った人・作曲した人』の方です。
歌い手を代えるよりも、歌自体を代えた方が、印象は大きく変わりますからね。
ウォーレン・バフェットはこんなことを言っています。
子どもは非常に早い段階で、親の価値基準を学びとる。あなたの両親が、あなたが実際になにをするかより、あなたが世間にどう思われるかを優先させれば、あなたは世間の評価を気にしながら育つことになる。
私は、自分の子どもに、世間の評価を気にしながら生きて欲しくはありません。
そのためには、まずは私自身が、人からの評価に捕らわれない生き方をしなければいけないと思います。
ブログで格好つけている場合ではありません!
まずは意識的に、そしていつの日か、真に謙虚な人間になれるように修行したいと思います!
(`・ω・´)ゞ
以上です。
社畜サラリーマンに幸あれ☆彡
私の大好きな本
Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法