こんにちは。
底辺社畜雑魚ブロガーのミクサです。
今回のテーマは、『人を好きになる前にやらなければいけない、たった一つこと』です。
今回は『恋愛』について熱く語ろうと思います!
「お前みたいな底辺社畜に、恋愛の何がわかるんだよ!?」って思われたかもですが・・・
自慢ではないですが…
私は恋愛の成功者です!
( ・´ー・`)ドヤ!!
その証拠に、現在素晴らしい家庭を築けています。
そんな私が、『恋愛を長続きさせる』のに必要な、たった一つのことを今回は紹介したいと思います。
では、さっそく参りましょう!
(。-`ω-)
Contents
人を好きになる前にやらなければいけない、たった一つのこと
恋愛が長続きしない理由
恋愛が長続きしなくて、悩んでる方って多いのではないでしょうか?
(私の周りには結構います。)
私のこれまでの失恋経験や、恋愛が長続きしない友達の傾向を見ていると、どうやら失恋する真の要因は、私達が『自分自身のことをどのように考えているか?』という点が大きく影響しているのではないか?と思います。
教育心理学者の大野久氏は、大学生のレポートを分析する中で、近年の若者に多く見られる恋愛のスタイルについて、次の5つの特徴を挙げています。
①相手からの賛美・称賛を得たがる。
「好き」「可愛い(格好いい)」「頭がいい」といったことを言われたい。
②相手からの評価が気になる。
自分のことをどう思うか尋ねる。
③しばらく付き合うと、呑み込まれる不安を感じる。
あまりぐいぐい来られると、かえって不安になる。
④相手の挙動から目が離せなくなる。
自分のことを嫌いになったのではないか?と気になる。
⑤結果として多くの場合、交際が長続きしない。
上記ストレスに耐えられない。
これらの特徴を持つ恋愛のことを、大野久氏は
アイデンティティのための恋愛と名づけています。
『"好きになる"よりも"好かれたい"』が現在、主流の恋愛傾向なんですね。
アイデンティティ理論
発達心理学者のエリク・H・エリクソンは、
アイデンティティ理論という考え方を提唱しています。
アイデンティティとは、「私は私である!」とか、「私は私らしく生きている!」といった確信に近い感覚のことです。
これによると、『異性との交際から結婚に至る"親密性"は、自分のアイデンティティが固まった後の、成人初期によってなされる』となっています。
彼によると、
本当に親密であるためには、少なくとも、確固たるアイデンティティが発達中でなければならない。
だそうです。
つまり、アイデンティティが確立されていないから、私達の恋愛は長く続かない。ということです。
で…近年は、自分のアイデンティティを他者からの評価によって定義する傾向が強くなってきていて、そのために恋人をつくり、称賛や、良い評価をしてもらう…自分のいいところだけを知って、気持ちよくなりたいという心理が働いているんですね。
なぜ、私達はこんなにも不安なのか?
でも少し前までは、私達は、自分探しにこんなにも悩んではいなかったのではないでしょうか?
私も、社会人になり立てのころは、そんなことをいちいち悩んだりしていませんでした。
悩みだしたのは、おそらく10年前くらいからだと思います。
そうです…スマートフォンを持ってからです。
人は、一人ぼっちでは「自分が好きだなぁ」とか「自分っていいところあるなぁ」といったことを思うことはできません。
人と比べて初めてそう思えるのです。
このことを心理学では、
社会的比較理論と呼びます。
私達は、常に『自分』と『誰か』を比べています。
昔は、比べる対象は『自分の周囲に居る人たち』だけに限定されていましたが、スマートフォンの普及によって、比較対象が『世界』に拡大してしまったのです。
昔は、テレビやパソコンを通してしか、『すごい人』を見ることはありませんでしたが、現在は、スマホを使えば、いつでも・すぐに・簡単に『ちょっとすごい人』の日常を覗くことができるようになりました。
「スゴイ人たちが、世の中にはこんなにいる!」
私達は、『自分がいかにちっぽけな存在なのか』を思い知らされます。
その結果、自分の特技や、仕事に自信が持てなくなり、アイデンティティの確立を妨げてしまっています。
『上には上がいること』を知ることはとても大切なことです。
ただ…SNSに載っているようなことばかりが、その人の全てではないことだけは認識しておかなければなりません。
みんな、一日の中で起こった出来事のうち、もっとも良さそうなものを抜粋し、自分のイメージを上げられるように、入念に編集したものを投稿しています。
※当ブログも例外ではない。
おしゃれで、楽しそうな投稿に、嫉妬してしまったときは、その前後の背景を想像してみるといいでしょう。
その映える画像を撮るために、とてつもない労力が注がれていることに気付けると思います。
どうすればアイデンティティを確立できるのか?
心理学者のジェームズ・マーシャはアイデンティティの状態を、以下の4段階に分類しています。
①アイデンティティ拡散
自分の信じる道に積極的に関与していない状態。
②フォークロージャー
葛藤の時期を経ずに、「自分はこんなもの」と決めつけている状態。
③モラトリアム
自分探しのために、いろいろなことを試している状態。
④アイデンティティ達成
自分の進むべき道が見えている状態。
アイデンティティは、これら段階を経て確立されるというわけです。
これについて私は、
達成可能な中長期的目標が持てたとき、アイデンティティが確立されると解釈しています。
理想の自分像はいくらでも高く設定できます。
「自分はこんなもの」と諦めることも簡単です。
肝心なのは、適度な目標をもつことです!
しかし…この『適度な目標をもつ』ということは、世の中の95%の人ができていないと言われています。
だいたいの人が、大き過ぎる目標をもって悩み続けるか、「自分なんてこんなもの」と諦めてしまうかのどちらかです。
環境が悪いことや、能力が低いことは、諦める理由になるのでしょうか?いや…おそらくならないでしょう。
例えば、『農業』しか仕事を選べない国に生まれたとして、その国の国民は、みんなアイデンティティを持てないのか?といえば、決してそんなことはないでしょう。
自分の置かれている状況や能力といった制約のなかでも、自分の考え方次第で、アイデンティティを確立することができるのです。
私は投資で成功して、小金持ちになることが、目標です。
そのあとは…それから考えます…
本当に、しょうもない目標ですが…これが私のアイデンティティの源です。
この目標ができたからこそ、今の私と家庭があります。
(それまでは情緒不安定でした…)
結論
人を好きになる前にやらなければいけない、たった一つのこと・・・それは、
『中長期的に見て達成可能な目標を持つ』です。
自分がどこに向かっているのかをしっかりと把握しておくことができれば、自分自身を保つのに、『恋人からの高評価』なんてものは必要なくなります。
私も、ネット上で見かける『華やかな人生』に憧れてしまうときもありますが…
目標の大小、それが格好いいのか?悪いのか?そんなことは全く問題ではないと思います。
偉大な投資家のウォーレン・バフェットはこんなことを言っています。
私のしたことが周りの人間にとって気に入らないものであっても、私自身がそれを気に入っていればそれで満足だ。だが、周りが褒めてくれたとしても、私自身が自分の仕事に満足できなければ、不満を感じる。
『大したことのない、格好悪い目標』で十分です。
周りの評価に流されることなく、自分の信じた方向に歩き続ける。
そんな人生…かっこいいですよね?
(´▽`*)
以上です。
社畜サラリーマンに幸あれ☆彡
まとめ
●私達は、自分のアイデンティティを他者からの評価によって定義しようと考えてしまう。
●アイデンティティが確立されていないと、恋愛は長続きしないことが多い。
●スマートフォンの普及に伴い、自分との比較対象が大きく拡大した。それにより、私達は、自分に自信が持てなくなった。
●どんな目標であっても、考え方次第で、自身のアイデンティティの源にすることができる。
●世間の評価を気にしても、自分の能力や環境は、何一つ変わらない。『いいね』合戦は、少し休憩してみてはどうだろうか?