自己啓発本は読まない方がいい理由


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こんにちは。

『ネガティブ思考』極めました…ミクサです。

 

今回のテーマは『自己啓発本は読まない方がいい理由』です。

 

私は昔からネガティブ思考の強い人間でした。

だから、何か新しいことを始めるとか、とにかく苦手です。

このネガティブ思考を克服したいと思ってとった行動が『自己啓発本を読む』です。

 

これまで、何冊もの自己啓発本を読んできました。

その結果どうなったかと言うと…以前となにも変わらず暗いままでした。

はっきり言って時間の無駄でした。(いや、『時間の無駄』ということがわかったのだから決して無駄ではなかったのでしょう…)

 

そこで今回は、そんな自己啓発本に対する否定的な考えについてお話ししたいと思います。

 Contents

 

自己啓発本は読まない方がいい理由

 

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スイマーズボディ幻想

プロの水泳選手っていい体してますよね?

あの引き締まったいい肉体になりたくて、水泳を始めた人もいるんじゃないでしょうか?(あまりいないと思いますが…)

 

恐らく、水泳のトレーニングをいくらしても、彼らのような肉体にはなれないでしょう。

なぜなら、彼らは『水泳をしたからいい肉体になった』のではなく、『元々いい肉体だったから水泳の選手をやっている』のですから。

 

ここから生まれた言葉が

スイマーズボディ幻想です。

 

このスイマーズボディ幻想は、多くのビジネスに利用されています。

 

綺麗なモデルさんが、化粧品のCMをすると、消費者は「この化粧品を使えば、あの人のようにキレイになれる」という幻想を抱きます。

もちろん、そのモデルは生まれつき顔立ちが良かったからCMに起用されたのであって、その化粧品を使ってるからキレイになったわけではありません。

 

スタイルのいい人が着る服も、成功者が卒業した大学も、格好いい外国人の乗る高級車も…この原理を利用してビジネスを展開しています。

 

自己啓発本も、同じくスイマーズボディ幻想を利用しています。

自己啓発や癒し系の本は、もともと幸せを感じやすい人が書いています。

 

どのページにも、幸せになるためのヒントが書かれていますが、それでも幸せになれなかった人が存在することは知られていません。

また、統計を取り、改善するということもされません。 

 

人の幸福感は、大部分が生まれつき備わっている性質なので、あとから簡単に身に付けられるものではないということを私達は理解しないといけませんね。

 

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エピソード記憶

人はどうやって物事を記憶しているのでしょうか?

 

身体のサイズを測ってから服を縫い合わせていくように、人間は自分に合うように物語を作り上げていく 

 作家、マックス・フリッシュの言葉です。

 

私達は、ストーリーを作ることで、膨大な日常の出来事を記憶しています。

エピソード記憶というメカニズムです。

 

『朝アラームが鳴らず寝坊する』『スピード違反で切符を切られる、世界を呪う』『仮病で会社を休む』・・・

これら物事を無理やり線で結びストーリーに変えていきます。

 

私達は、この線のことを

"意味"と呼びます。

 

こうやってストーリーを作ることで、私達は物事を

"理解"しようとします。

今日株価が下落した理由も、リーマンブラザーズが倒産した理由も、戦争が起きた理由も…

全てあとから意味を付け加え、わかりやすく単純化されたストーリーができたとき、初めて私達はそのことを理解します。

 

点と線を無理やり繋いだストーリーが何年にもわたって続くと、今度はそれを

"アイデンティティ"と呼ぶようになります。

 

サクセスストーリーの多くはこうして作られます。

 

私達は、成功者の行動を分析し「成功の秘訣」を見つけようとします。

しかし、その際は自分たちが理解できないようなことは排除します。

みんなが理解できるように、つじつまを合わせ、単純化されたストーリーの寄せ集め・・・これが成功者の作る自己啓発本です。

 

その本に書かれたことを全て実践しているのに成功できない人もたくさんいるはずなのに、私達がそのことを知る事はありません

 

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身の丈を知ろう

「やりたいことをやれ!」自己啓発本でよく使われる言葉です。

でも『やりたいこと』をする代償について考えたことはあるでしょうか?

 

多くの選択肢ができた現代社会では、恐らくほぼ全ての人が『やりたいこと』を複数個持っています。

 

「イラストレーターになる」「毎日ゲーム三昧の日々を過ごす」「家族との時間を大切にする」「会社で管理職になる」「売れっ子ブロガーになる」「投資で億を築く」「スーパーカーを所有する」・・・

このように、私でもたくさんの『やりたいこと』があります。

 

しかし、『やりたいこと』を追求するためには、一つの物事に集中しなければなりません。

『毎日ゲーム三昧の日々を過ごす』を実行するためには、仕事する時間も、株のチャートを眺める時間も、ブログを書く時間も削らなければいけないでしょう。

 

このように、『やりたいこと』には、どれか一つをとれば他が成り立たなくなるという性質があるのです。

 

つまり、私達にとって「やりたいことをやれるかどうか」は問題ではなく、「やりたいことの中の"何を・いつ・どのように"実現するか」がポイントになってきます。

 

やりたいことができないのであれば、できることをやりたいことにしろ 

 レオナルド・ダ・ヴィンチの名言です。

 

芸術家は『描くべきもの』と『描きたいもの』のギャップに悩まされます。

レオナルド・ダ・ヴィンチも例外ではなかったそうです。

金持ちに依頼された宗教画や肖像画はあまりやりたくはなかったことですが、彼は妥協し、それを『やりたいこと』に変えました。

 

そうやって稼いだお金で、多くの発明をしたのです。

 

『最大の努力をすればなんとか達成できること』に取り組め 

 アルバート・アインシュタインは、現時点で能力をはるかに超える難しい問題に挑戦しようとしていた物理学の学生に宛てた手紙で、この言葉を送りました。

 

いまの自分より少し上のレベルの問題に挑戦するよう助言したのです。

 

今の自分の身の丈を知り、少しだけ上を目指す。

『やりたいこと』と『できること』の妥協点を探し、組み合わせできないか?考える。

詰まるところ人生とはそういうものではないでしょうか?

 

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FXで成功できる確率は?

「FXで億トレーダーになる!」

そう言って私はFXを始めました。その結果1年で大半の資金を失い退場しました。

 

FXの世界では、参入して1年以内に退場する人の割合は90%と言われています。

1000人が参入すれば900人が脱落します。

 

『利益を出し続けられる人』は、その中でも上位5%程度でしょう。

生き残った100人のなかの5人程度です。

 

つまり、FXで成功するためには自分が上位0.5%の逸材にならなければなりません。

『恐くて参入できなかった人』も合わせると、この数字はさらに跳ね上がります。

 

それなのに、私達はインターネットを使えば『成功者』をすぐに見つけることができます。

そして、たくさんの成功者を見ている内に「誰でも成功できる」という幻想を抱きます。

 

スイマーズボディ幻想ですね。

成功者の彼らには、元から高いスペックがあったのかもしれないですし、『資金力があった』または『合理的に考える頭脳があった』等・・・ 

ネット上の上辺だけの情報を信用するのではなく、しっかりと深部までリサーチすることが必要ですね。

 

それをやらないと…

私のようになりますよ!

(´・ω・`)

 

最後に、上記で述べた私の『やりたいこと』を身の丈に合わせた『できること』にしたものを並べてみます。

『会社でそこそこ出世する』←曖昧にする

『ブログに絵を使い収益化させる』←絵とブログをまとめる

『投資金2000万円』←金額目標を落とす

『家族との時間を大切にする』←一番重要

 

こんな感じで、一旦『やりたいこと』を全て書き出し、目標を曖昧にぼかしたり、2つ以上のものを組み合わせて妥協点を見つけたり、無理なものは削除することで、身の丈にあった目標をつくることができます。

 

一見、夢がないように見えますが、ちゃんと夢はあるから大丈夫です。

身の丈は上げることができるのです!

 

たぶん数年後は私の身の丈は上がっていると思いますし、そのときの『やりたいこと』は今とは違うかもしれません。

 

とにかく、

『あなたには無限の可能性がある』は嘘です。

制約の中で、「できることはなにか?」を考えましょう!

 

自己啓発本を読んでまで挑戦しようとしていることは、ほぼ確実に身の丈を大きく上回っています。

そういったことは、だいたい失敗しますし、自分への失望感だけが残ってしまいます。

 

 私には参考書と実用書があれば十分です。

 

これが私の思う『自己啓発本は読まない方がいい理由』です!

以上です!

社畜サラリーマンに幸あれ☆彡

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www.mixa.biz

 

まとめ

●私達は、何かを選択するとき、欲しい結果やなりたい状態だけを理由に選択してしまう。しっかり自分を観察し、自分に正直になろう。

●私達は皆、『やりたいこと』を複数個持っている。しかし、『やりたいこと』をするためには、その他の大半のことを放棄しなければならない。

●インターネットが普及した現代社会では、だれでも簡単に成功者を見つけることができる。しかし、夢半ばで挫折していった圧倒的大多数の人のストーリーを知ることはあまりない。

●身の丈を知り、妥協点まで目標を落とすことで、実現可能な目標を立てることができる。『できること』を『やりたいこと』に変えよう。

●自己啓発本は読まない方がいい。自己啓発本はもともと書ける人が書いている。そもそも不幸な人は自己啓発本を書かない。