私達が陥りがちな注意すべき3つの思考


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こんにちは。

20代後半まで、己惚れてました…MIXA(ミクサ)です。

 

私達は普段からいろんなことを考えながら生きていますが、その中でも、特に注意しなければならない思考について今回はお話ししたいと思います。

 

「人間の考え方には、こういう傾向にあるんだな」ってことを知るだけでも、人生が豊かになると思うので、よろしければ最後までお付き合い下さい。

 

  Contents

 

私達が陥りがちな注意すべき3つの思考

 

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平均以上効果

私達は、自分のことを周りより高く評価してしまっています。

 

「自分は普通の人より車の運転が上手いだろう」

「自分は世界全体から見れば平均以上に頭が良いはず」

「自分は周りより仕事ができていると思う」

 

こういった思考に私達が陥ってしまっている理由はただ一つ…

自分のことが好きだからです。

「私は自分のことが大嫌いだよ!」なんて方も居るかと思いますが…圧倒的大多数の人は自分のことが大好きです。

 

『自分のことを好きになる』ということ自体は素晴らしいことです。

逆に、自分のことを好きになれなければ、私達の人生における幸福度は大きく低下してしまいます。

 

問題は、自分のことが好きなあまり、

人より優れていると勘違いしてしまうことです。

 

スウェーデン、ストックホルム大学のオーラ・スヴェンソンは、アメリカとスウェーデンの大学生の中から、運転免許証を持っている人を対象に、自分の運転技術を自己評価してもらうという実験をしました。

 

その結果、

アメリカの学生の93%スウェーデンの学生の69%が「自分は平均以上の運転技術を持っている」と答えました。

 

また、

「あなたはどれくらい安全運転していると思いますか?」という質問をしたところ…

 

アメリカの学生の88%スウェーデンの学生の77%が「普通の人よりかは、安全運転している」と答えました。

 

この実験から、私達は基本的に『自分は平均以上』と勘違いしてしまっていることがわかります。

このことを平均以上効果といいます。

 

私も、車の免許を取るときの適性検査で、「自分は人より適正がある」と思って、自信満々で挑みましたが…結果は「平均以下です。気を付けましょう。」という評価が下されました(-_-;)

 

「自分は人より能力があるはず」と思って就職したら、全然仕事に付いていけませんでした(;´Д`)

 

「自分は人より優れた状況判断ができる」と思ってFX始めたら、1年で退場させられました(;・∀・)

 

「自分は人より文才がある」と思ってブログ始めたら、直ぐに、平均以下のザコだと思い知らされました…Orz

 

私達は、自分が思っている程優れた人間ではありません

たとえ一つのことで、周りより抜きん出た才能があったとしても、多くのことに対しては、平均以下なのです。

 

だから、私達は、もっと謙虚になる必要があるんですね。

謙虚になることで、自分に対して妙にプレッシャーをかける必要も無くなりますし、他の人の『自分より優れた点』を見つけ、尊敬することもできます。

 

人を尊敬できれば、良い人間関係を構築することにも繋がりますから、結果的に仕事もし易くなります。

 

だから、『人は自分のことを高く評価する傾向にある』このことをよく知っておいてください。

 

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否定効果

私達は、物事のネガティブ要因に注目してしまい勝ちです。

 

なぜ、私達はネガティブ要因に注目してしまうのでしょうか?

その理由は、私達は、『不安』をもつことで、生き延びてきた人間の子孫だからです。

 

人間は100万年前から、用心深くあればあるほど生存確率が上がりました。むしろ、用心深くなければ、直ぐに猛獣の餌になっていたことでしょう。

私達にとって『不安』は本能であり、生きる為の能力なのです。

 

だから私達は、ネガティブな情報に価値を見出しやすい傾向にあるんですね。

 

社会心理学者のレジャーウッドは、実験参加者を2つのグループに分け『新しい手術法』に対する評価を調査しました。

1つ目のグループには、「成功率は70%」とだけ説明。

2つ目のグループには、「失敗率は30%」とだけ説明しました。

 

結果どうなったかというと、

1つ目のグループはその新しい手術法を高く評価し、2つ目のグループは、「良くない」と評価しました。

 

次に、1つ目のグループに「失敗率は30%」と伝えました。

すると、被験者はその手術法を「良くない」という評価に変えました。

2つ目のグループに「成功率70%」と伝えても、彼らの意見は変わりませんでした。

 

このように私達は、物事のネガティブな要因に注目し、それが、その物事の全てのように受け取ってしまいます。

このことを否定効果といいます。

 

否定効果については、過去記事で少し触れました。

 

www.mixa.biz

 

「損失が出るかもしれないから投資はしない。」

「結果は出るかわからないし、膨大な時間を無駄にするかもしれないから、新しいビジネスに挑戦しない。」

「なんのメリットも無いかもしれないから、趣味を中途半端で終わらせる。」

「失敗して怒られるかもしれないから、仕事でチャレンジしない。」

 

私達は、ネガティブ要因に注目するあまり、そのチャレンジから得られる『素晴らしい経験』に目をつぶり勝ちです。

 

大昔のように、サーベルタイガーに襲われる心配などないのですから、私達は、もっと前向きに生きてもいいのではないでしょうか?

 

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正常性バイアス

私達はよく、「自分だけは大丈夫」と考えてしまいます。

だって、「自分に災難が降りかかる」なんて考えると不愉快ですからね。

人間は、気分が悪くなるようなことは、考えないようにするか、歪めて解釈することで、心の安寧を得ようとする生き物です。

 

米国、ラトガース大学のネイル・ウェインステインは、258名の大学生を対象に、「将来、あなたが大人になったときに、飲酒上の問題を抱える可能性はどれくらいあると思いますか?」また、「他の学生がそういう問題を抱える可能性はどのくらいあると思いますか?」と質問する調査を行いました。

 

結果、

『自分に起きる可能性』-『人に起きる可能性』=マイナス58.3%

という驚きの結果がでました。

 

簡単にいうと、自分がアルコール中毒になる確率はほぼ0%であり、でも、自分の周りの友達がそうなる確率は50%以上もある。と、多くの人が考えているということです。

 

また、同じように調査を進めたところ・・・

 

『自分が将来、自殺未遂する可能性』-『他人が自殺未遂する可能性』=マイナス55.9%

 

結婚後数年で離婚してしまう可能性=マイナス48.7%

40歳以下で心臓発作に見舞われる可能性=マイナス38.4%

性病にかかる可能性=マイナス37.4%

となりました。

 

このように、私達は、「自分だけは絶対に大丈夫!」という根拠の無い自信をもっています。

この心理を、正常性バイアスといいます。

 

当然のことですが…

自分の勤めている会社が潰れることもありますし、車で事故を起こすこともあります。

病気にかかることも、精神病んで自殺未遂することだって、可能性としては十分にあるんです。

 

私達は、そういった受け入れ難いものほど受け入れ、それについて予防措置を講じておく必要があります。

予防措置をとることの大切さは過去記事で紹介しました。

 

www.mixa.biz

 

「でも起こってもないことをいつも考えているなんて疲れそう…」って思うかもしれませんが、疲れないから大丈夫です!

 

ウォーレン・バフェットのビジネスパートナーであるチャーリー・マンガーもこのように言っています。

 これまでの人生を通して私はずっと、考えられる限りのあらゆる困難について想像してきた。だが、問題を先取りするのを憂鬱に感じたことはない。その問題が現実になったときに備えておけるからね。 

 

一週間のうち、15分でいいので、『人生に起こる大きなリスク』について深く、想像する時間を持つことをおすすめします。

 

今回の内容をまとめると・・・

私達は、平均以上効果により、自分に根拠の無い自信を持っています。

そして、否定効果により、チャレンジしなくてもいい言い訳を作ります。

トドメに、正常性バイアスにより、解釈を歪め、「自分なら大丈夫」と目の前のリスクから目を背けてしまいます。

 

こうして、気付いたときには『落ちる所まで落ちた』状態に陥ってしまいます。

 

私達は、謙虚になり多くの経験から学び、そして賢明になることが大切なのではないでしょうか?

・・・と思う今日この頃です(^^)

 

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長い文章、

最後まで読んでくれてありがとうございました(*_ _)