こんにちは。
「今欲しいもの?お金かな♪」MIXAです。
私は、現在お金に対して、強い不安を抱えています。
本記事をお読みになっているあなたにも、きっとお金に対する不安は少なからずあるのではないでしょうか?
そこで今回は、お金に対する不安を消す方法というテーマでお話ししたいと思います。
Contents
お金の不安を解消する方法
私はこれまで、収入が上がれば、人生不安も減り、幸福度もアップすると考えていました。
今の会社に勤めて13年。仕事を頑張った甲斐(運が良かっただけ)もあり順調に昇給してきましたが、年収が新入社員時の1.7倍になっているにも関わらず、先行きの不安は募るばかりです。
どうやら収入を増やせば良いという程、人生甘くはないようです。
収入が増えても幸せになれない理由
収入が増えても、大して幸福度は上がらず、更には不安はどんどん増していく…なぜそのようなことになるのか?そのことが分かり易いこんな例えがあります。
あなたは砂漠のど真ん中に居て、喉がカラカラだったとします。
今、目の前に水が売ってあったら、あなたはコップ1杯にいくら支払いますか?
この場合、あなたは全財産を叩いてでも、そのコップ1杯の水を買うかもしれないですね。では、
2杯目の水にはいくら出しますか?
まだ十分喉が潤ってなかったあなたは、100万円くらいならキャッシングでもして、その水を手に入れることでしょう。
3杯目・4杯目・5杯目・・・にはどうでしょうか?
3杯目には着ている上着を、4杯目にはベルトを、5杯目ともなると靴の中敷き程度しか差し出そうとしないのではないでしょうか?
消費する水の量が増えるにしたがって、満足度は下がって行き、ある一定量を満たせば、全く満足感が得られなくなってしまいます。
このことを限界効用逓減の法則といいます。
このことは、そっくりそのまま、お金にも当てはまり、収入が増えてもある程度満たされてきたら、お金で得られる幸福度も頭打ちとなってしまいます。
だいたい日本人の場合、年収約800万円を超えると、追加収入が幸福度に与える影響はほぼゼロになってしまい、年収1000万円でも1億円でも変わらないと言われています。
では、収入が激減してしまった場合はどうでしょうか?
年収1000万円から、いきなり年収600万円に落ちてしまったら・・・
年収600万円は決して少ない金額ではありませんが、あなたは相当ショックを受けることでしょう。
これは、当ブログでは度々出てきていますが、
人間の持つ損失回避性によるものです。
損失回避性
利益から得られる満足よりも、同額の損失から受ける苦痛の方が大きいことから、損失を利益よりも大きく評価する人間心理のこと。
人間は、得られる喜びよりも、失う恐怖の方が大きく感じてしまう生き物なんですね。
この限界効用逓減の法則と損失回避性が原因で、私達は、収入が増えてもあまり幸福感は得られず、収入が減ることに必要以上に不安を覚えてしまいます。
自分の市場価値はどのくらい?
これらのことから、私達がお金に対する不安を無くす為に必要なことは、収入を増やす事ではなく、
支出を減らすことであると言えます。
では、どのくらい支出を減らせばいいのでしょうか…
あなたは、自分の市場価値について考えたことはあるでしょうか?
私が今、会社を辞めて、他の会社に再就職する場合、その会社は私にどれ程の対価(給料)を支払ってくれるでしょうか…
恐らく、一生懸命働いて、手取り15万円がせいぜいではないですかね。
今話題の『手取り15万円問題』です。
余程人より抜きん出た才能や、特別なスキルが無い場合、だいたいの人はそんなものだと思います。
私の周りではよく、「ボーナス0回答されたら会社なんか辞めてやる!」なんて言ってる人も居ますが…もう少し慎重になった方がいいです。
では、どれくらい支出を減らせばいいのかというと、自分の市場価値(これくらいなら稼げそうだな)と思う金額未満までは抑えた方が無難です。
私の場合は生活費を15万円以下にしておけば、とりあえず何か不測の事態が起こってもなんとかなるので、かなり不安は低減されると思います。
まぁ…何を血迷ったのか、35年の住宅ローンを組んでしまった私には、生活費15万円以下で家族の生活を賄うのは不可能に近いですが…Orz
貯金をしよう
手取り15万円問題を克服するためには、それなりのスキルを習得する必要もあったりするわけで、1~2年はその習得期間にみておいた方が無難です。
以前の記事でも紹介したファック・ユー・マネーがあれば、その間の生活費を補填することができます。
ファック・ユー・マネー
上司に『クソ野郎』と言って、職場を飛び出し、最悪会社を辞めなければならなくなってしまっても、困らない程のお金。年収1年分相当の貯金。
大体500万円程あれば、落ち着いて資格習得にコミットできるのではないでしょうか。
年収分の貯金は、いざという時に、自分の可能性を広げてくれる『フェニックスの尾』的なもので、あればきっと気分が楽になるはずです。頑張って貯めましょう!
収入源を分散させよう
一つの会社の給料収入だけに頼っていては、その会社が倒産した時や、自分がリストラされたときに、収入が0になってしまい、リスクが高いです。
少なくとも3つには収入源を分散させておきたいものです。
収入の種類は大きく分けると3種類あり、
給料収入(会社からの給料)
事業収入(ブログ・YouTube・物販・起業など)
資本収益(株・FX・リートなど)
の3つです。
私は現在、給料収入に極度に依存している状態です。
株・FXは3年程やってますが…理想とする収益を得るにはまだまだです。
事業収入としては、「とりあえず楽そうなブログから」って感じで始めましたが、現在絶賛絶望中です!
お金を生み出すって難しいですね。気長に頑張ります。
パートナーの存在
既婚者の最大の強み。それがパートナーです。
私の場合、住宅ローンを抱えている為、最低でも月20万円の手取り収入が必要になっています。
私だけで、新しい会社から手取り20万円を受け取るのは難しいかもしれませんが、パートナーと協力すれば、楽勝です。
結婚のメリットはたくさんありますが、金銭面だけに絞ると、2人で生活しても、必要な生活費は、1人の時の1.5倍程で済むということが大きいです。
車を何人かでシェアすれば、維持費を抑えられるように、結婚すれば、生活費も相対的に抑えることができます。
不測の事態に陥ってしまった際、私が、収入の分散化に失敗していたなら、迷惑を掛けてしまいますが、パートナーに助けてもらうしかないですね。
『困った時に最も頼りになる人』それがパートナーです。
既婚者は、パートナーと良好な関係をしっかり築いておきましょう!
と、長々と話してしまいましたが、結局一番大切なのは、支出を減らすことです!
支出を見直すことは誰にでも直ぐに取り組めることなので、家計の隅々までチェックし、徹底的に無駄を省いていきましょう!
まとめ
●私達は、限界効用逓減の法則と損失回避性により、収入が増えても幸福感は上がらず、逆に、収入が減ることに必要以上に不安を抱いてしまう。
●お金の心配を無くす最も効果的な手段は、お金を遣わないこと。
●年収1年分の貯金は、あなたの可能性を大きく広げてくれる。ファック・ユー・マネーを貯めよう。
●収入源はいくつかに分散させておいた方がいい。副業・投資を始めてみよう。
●パートナーは心強い最強の味方だ。パートナーとは良好な関係を築いておこう。